オヤジよ、どこへ逝く?

いつも読ませてもらっているid:finalventさんの日記に、「オヤジになれ」というエントリーがあった。
うちのブログのタイトルが「オヤジがゆく」なもんで、ちょっと絡んでみます。
そのエントリーは「オヤジとそうでないものの境界」(30代女性会社員の気になるニュース)というブログ記事を読んでのfinalventさんのリアクションです。
で、そのリアクション部分。

これ読んで、僕もオヤジにならないように努力しようとか、お・も・う・な・よ

 若い娘さんの眼とか気にせず、オヤジに、な・れ・て・ば

 理由。理由なんていらない、とまで言うのもなんだが。

 (1)ナチュラル穏やかさんはただの自然物、(2)若い人間から好かれるオヤジはツールでしかない(ツールなんていざというとき使えねー)、(3)オヤジの力は人生に一度か二度、愛する人だけ出せばいい。っていうか、そのために、オヤジを、弓をためるように、ためとけ。っていうか、出さずに黙って孤独に死んでいくもよし。っていうか、オヤジになるまいとするナルナルをそうしたオヤジの孤独に変えていけ。

これはもう、オヤジの美学です。ハイ。
私も逝きます。
「死して屍、拾うものなし」です。(謎)

オヤジ絡みで、もうひとつのニュース。

『ちょいワル代わって愛ホームパパのワケとは…「バブリー不倫オヤジはもう古い」(ZAKZAK)

マイホームパパがちょい不良(ワル)オヤジに宣戦布告!? 活況の男性ファッション誌に今春、新顔が登場した。先月末発刊された『OCEANS(オーシャンズ)』(インターナショナル・フラグジュアリー・メディア)。オヤジ向け雑誌ブームは『LEON(レオン)』(主婦と生活社)が牽引(けんいん)したが、『OCEANS』は、「愛」をテーマに、妻や子供を大切にしようとアピールしている。38歳の編集長は「バブリー不倫オヤジはもう古い」と意気軒高だ。
(中略)
男性誌の『エスクァイア』も4月号で「パパ・エスクァイア子育て宣言!」として父親の子育てを特集。経済誌の『プレジデント』も昨秋、『プレジデント・ファミリー』を創刊。品切れする書店が続出して増版を重ね、22万部をほぼ完売した。「バブル以降、企業環境が激変し、家庭に生きがいや幸せを求める気持ちが強くなっているのでは」(同誌編集部)。
 「女性読者や、50代男性も案外いる。切ない子供の事件やホリエモンのことがあり、バブル時代のようになりかけたところで、“心”をもっときちんとしようという動きが出てきたのでは」と大久保氏は話している。

ちょい不良(ワル)オヤジ」なんてのも、相当おバカな感じがしましたが、「マイホームパパ」なんて今更感漂い過ぎかと。(まあ、それが逆に新鮮なのか?)

どうせなら、「カミナリオヤジ」か「頑固オヤジ」もしくは「偏屈オヤジ」を推奨してくれないかなぁ・・・。

まあ、他人の目も気にせず、「マイウェイ」を熱唱するようなオヤジが、世間的に受け入れられる日は、永遠に来ないでしょうが。