『南京事件、ハリウッド映画に…メリル・ストリープ出演』(読売新聞)

【上海=加藤隆則】旧日本軍による1937年の南京事件を題材にしたハリウッド映画の制作が決まり、来年12月の事件70年に合わせ、世界で同時公開されることが明らかになった。
 18日付の上海紙「文匯報」が報じた。
 同紙や制作協力する江蘇省文化産業グループによると、映画のタイトルは「南京・クリスマス・1937」で、当時、南京にいた米国人宣教師の目を通して、旧日本軍が行った中国人への殺害行為を描くストーリー。クリント・イーストウッドが監督を務め、同氏と「マディソン郡の橋」で共演したメリル・ストリープの出演が予定されている
 中国では旧日本軍が南京を包囲した12月13日を「南京大虐殺記念日」としており、70年にあたる来年は、各種行事が行われる予定。

メリル・ストリープ主演で、クリント・イーストウッドがメガフォンをとるハリウッド映画。
南京事件がどんな風に描かれるか、ぜひ私も見てみたいです。
本当に製作されるのだったら・・・。

2ch情報ですが、このニュースについて、以下のようなコメントがあります。

165 :名無しさん@6周年:2006/01/19(木) 13:45:34 id:tLe/HTFA0
>>7に付け加え

・これを報じたのは上海の地方新聞一紙のみ。(読売はそこからの孫引き)
+読売によれば、ソースはその上海の地方新聞だけ。ハリウッドにはなし。
メリル・ストリープはスケジュールぎっしり。
クリント・イーストウッドは思想的に反共超保守(リバータリアン)。
クリント・イーストウッドは現在「硫黄島」の日本編クランクイン直前。
・「硫黄島」日本編は硫黄島守将である栗林中将の子供たちへの手紙を元にして、
 一人の家庭人としての姿も描こうとする作品。石原都知事や栗林中将の遺族とも会談。
+ただ、中国が南京事件についてリキを入れたプロパガンダ映画を作っているのは事実。
(↓を参照)


179 名前:名無的発言者 sage New! 投稿日:2006/01/18(水) 20:56:49
>>177
それって原作は『紫金山が燃える時』かな。
向こうで教授やってる中国人が書いた第二の『レイプオブ南京』らしいんだけど、
中国がカネ出して映画化に全力を尽くしてるるって新華社に出てた。
でも、ソースが脳内以外にみつからない・・・orz

181 名前:名無的発言者 sage New! 投稿日:2006/01/18(水) 21:24:38
>>179
> それって原作は『紫金山が燃える時』かな。
たぶんそうじゃないかな。
ttp://news.xinhuanet.com/overseas/2005-06/16/content_3092520.htm
ttp://www.xinhuanet.com/chinanews/2005-06/20/content_4477326.htm

どうも、クリント・イーストウッドメリル・ストリープでの製作は難しそうですね・・・。
ただ、キャストはともかく、中国共産党の強力なバックアップのもと、壮大なプロパガンダ映画が出来上がるのは、ほぼ確実のようです。
そして、それが全世界に配給される?

それにしても、事件後70年近く、戦後60年以上経った今、世界に向けて日本の過去の非道を宣伝するというのはどうなんでしょうか。
過去の歴史を反省しない日本に対して、国際社会から非難の声が上がるという目論みなのでしょうか?
まあ、どういう目的で、どんな映画を作るのも自由と言えば自由ですが、現在進行形で行われている中共の非道や歴史の捏造・歪曲・隠蔽に対して、この映画の反響がブーメランのように返って来なければ良いですが・・・。

(関連記事)『クリント・イーストウッド、硫黄島を舞台にした2本の映画を同時公開』

クリント・イーストウッドが、太平洋戦争における、硫黄島の戦いを描いた2本の映画を同時に公開することを決めた。タイム誌によると、一方はアメリカ側からの視点、もう一方は日本側からの視点で描いた作品になるよう。すでにアメリカ視点の作品『フラッグス・オブ・アワ・ファーザーズ』(原題)は出来上がっており、日本視点の作品『ランプス・ビフォア・ウィンド』(原題)の方も2月に撮影が開始される。イーストウッドは、「よくわからないが、時々、何かを感じることがあるだろう?何か誠実なものを引き出せる、という予感がしたら、それを信じるしかないのさ」と語っている。


(2006.02.28追記)
クリント・イーストウッド氏の代理人から、南京事件の映画化に関するニュースが誤報であるとのコメントが出ました。
『中国「イーストウッド監督で南京事件映画」 代理人「全くのウソ」』(産経新聞)