『東証、全銘柄の売買停止』(読売新聞)

東京証券取引所は18日、ライブドアグループの証券取引法違反事件を背景とした売り注文が集中し、それに伴った売買件数が東証の株式売買システムの能力を超える懸念があるとして、同日午後2時40分以降、全銘柄の売買を停止した。

一昨日のライブドアに対する強制捜査を受けて、ライブドアの株価操作に絡む情報がぞろぞろと報道され出して、証券市場は昨日に引き続き、というか、昨日以上の大混乱となりました。
ライブドアについては、粉飾決算の可能性も浮上してきて、上場廃止と言う事態も懸念されているようです。
どこかの占い師の方は、ライブドアの株価は今年3倍になると予言されていたそうですが、その予言を信じるとするならば、株価が下がりきったところで買い占めるというのも手ですね。
もしかすると、来年には私もヒルズ族の仲間入りができるかも。(笑)
まあ、冗談はさておき、堀江貴文という人に対する評価は、これまで人によって様々で、自由主義経済における若きヒーローと見る人もいれば、カネのためには手段を選ばないダーク・ヒーローと見る人もいたかと思います。
今回の強制捜査の対象となった容疑が事実であるならば、堀江氏の錬金術は、法律の盲点を見事に突いた彼の離れ業ではなくて、ただ単に法律を無視した金儲けに過ぎなかったと、言えるかもしれません。
そんな彼を、大々的に取り上げて、彼の金儲けを大いに手助けしてきたマスコミは、得意の手のひら返しに走っているようですが、前出の占い師さんの取り扱いも、そろそろ要注意なのでは?と、思ったり、思わなかったり・・・。
いずれにしても、ライブドア・ショックの威力は大きくて、昨日証人喚問が行われた、マンションの耐震偽装問題も大きく霞んでしまいましたね。