北の反発は、望むところでしょう

中央日報より「北朝鮮の最近の生活ぶり

『「人権担当大使」新設へ 政府、拉致問題などで』

政府は25日、国際会議などで北朝鮮による日本人拉致問題はじめさまざまな人権問題の交渉に当たる「人権担当大使」を新設する方針を固めた。谷内正太郎外務事務次官が同日午後、金沢市内で講演し「拉致問題は人道に反する。凜(りん)として対応しなければいけない。人権担当大使を任命し積極的に取り組む」と表明した。
 人権担当大使は、米政府が8月に北朝鮮人権問題担当のレフコウィッツ大統領特使を任命したのに呼応し、拉致問題解決へ向けた国際世論の「包囲網」の形成を目指すのが目的。外務省は担務、権限の詳細を詰め、近く正式決定する。ただ先に日朝政府間協議の再開に応じた北朝鮮側が反発する可能性もある。(共同通信) - 11月25日20時31分更新

私は以前から、政府内に「拉致問題」担当大臣を置いて拉致問題解決に注力するとともに、日本の拉致問題解決に対する断固とした決意を北朝鮮に示すべきだと思っていました。
ですから、今回の「人権担当大使」新設は望ましいことだと思いますが、「担務、権限の詳細」が詰められていない現時点では、まだ評価するのは早過ぎるでしょう。
そして、「北朝鮮側が反発する可能性」については、確実に過激なリアクションは予想されますが、どんな罵詈雑言で罵ってもらえるか?楽しみですね。(笑)
だいたい、北朝鮮から非難されるということは、我々民主主義陣営にとっては、将軍様から有難い勲章をいただけるようなものですから。
ちなみに、つい最近も米国のCNNが最上級の賛辞を送られています。


『北朝鮮、米CNNに対する取材拒否を示唆』

北朝鮮朝鮮中央通信は今月26日、最近北朝鮮公開処刑の場面を放映したCNNに対して、訪朝を拒否する措置をほのめかした。
 朝鮮中央通信は「CNNはわれわれの法施行の措置を甚だしく歪曲した映像物を、事実の確認もせず、そのまま放映した」とし、「以前に他のメディアも躊躇したものを放映したことからCNNが御用放送、政治の侍女に転落したことが見て取れる」と報じた。
 朝鮮中央通信は「(これまで)CNNの要求に応じて、数度わが国への訪問を許可し、できるかぎり取材条件を保障したものの、CNNは自ら墓穴を掘った」と報じた。(朝鮮日報2005年11月28日07時00分 )


現在進行形で自ら墓穴を掘っているのは、CNNではなく、間違いなく北の将軍様だと思うのですが・・・。