『日本の「汚職清潔度」21位 昨年より改善』

『日本の「汚職清潔度」21位 昨年より改善』
以下引用

【ロンドン18日共同】世界各国の汚職を監視している非政府組織(NGO)トランスペアレンシー・インターナショナル(本部ベルリン)は18日、ロンドンで2005年版「汚職指数」を発表。日本の「清潔度」は159カ国・地域のうち21位で、昨年の24位(146カ国・地域)よりやや改善した。
 同組織は「腐敗は貧困の要因であり、貧困脱却の妨げでもある」と指摘。今年12月に発効する国連腐敗防止条約が、外国公務員らに対する贈賄などの防止に役立つことに期待を表明した。
 清潔度1位はアイスランド、2位はフィンランドニュージーランドが並び、4位はデンマーク、5位はシンガポールイラクインドネシアなどと並び137位、最下位はバングラデシュとチャドだった。(共同通信) - 10月18日22時0分更新
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NGO組織の調査結果であり、調査結果については色々と疑問は残る部分があると思いますが、ひとつの目安にはなるでしょうね。
私的には官僚の汚職が蔓延していると聞く中国の調査結果が気になるのですが、韓国の中央日報の記事に載っていました。

『韓国の腐敗認識指数第40位に、7ランクアップ』
以下引用

腐敗認識指数に関する国際的な透明度を調査する国際的な非政府組織(NGO)、トランスパレンジー・インターナショナル(Transparency International、TI)が18日伝えたところによると、今年、韓国の韓国の腐敗認識指数(CPI)は5.0点で、前年(4.5点)に比べてやや改善された。
TI韓国本部はこの日、記者会見し「韓国は、調査対象国159カ国の中で、イタリア・ハンガリーとともに第40位になり、昨年(第47位)より向上した」と説明した。キム・サングン会長は「透明社会条約など反腐敗関連法律・制度を作り、ランクアップしたが、腐敗防止に向けたさらに多くの努力が必要」と話した。
アイスランドが9.7点で第1位。次はフィンランド(9.6点)、ニュージーランド(9.6点)などの順だった。米国は第17位(7.6点)、日本は第21位(7.3点)。アジア主要国家では、シンガポール(第5位・9.4点)、香港(第15位・8.3点)、日本、台湾(第32位・5.9点)、マレーシア(第39位・5.1点)、中国(第78位・3.2点)の順だった。
キム・スンヒョン記者(2005.10.18 18:06:58)
引用終わり

中国は78位で、全体のちょうど真ん中くらいなんですね。(順位だけで言えばですが)
それから、国連でも汚職などの腐敗が最近大きな問題となっています。
そして、国際的なスポーツイベントでも、ときどき噂が流れますし、実際に表面化することもあります。
グローバル化が進む中で、日本社会と企業の透明性を高めて行くことは当然ですが、世界的にも改善して行く取り組みが重要ですね。