『拉致家族 4月末に米議会証言』(NHKニュース)

アメリカ議会下院の国際関係委員会は、来月26日に、北朝鮮による拉致問題についての公聴会を開き、被害者の家族らの証言を求めることを決め、これまでに日本側に通知しました。それによりますと、証言を行うのは、横田めぐみさんの母親の早紀江さんら拉致被害者の家族や支援者の4人で、このほか、拉致されたとみられる韓国人の被害者の家族も、証言を行うということです。拉致被害者の家族がアメリカ議会で証言を行うのはこれが初めてです。首都ワシントンでは、議会での証言が行われる来月26日をはさんでほぼ1週間にわたり、市民団体が主催して、北朝鮮の人権問題を問うさまざまな集会が開かれることになっています。

アメリカ議会で拉致被害者家族の証言が行われることで、この問題についての国際的関心が高まると良いのですが。
さらに、日本国内でも、一時期の盛り上がりに比べれば、国民の関心はかなり薄くなって来ているように感じられます。
これを機会に、もう一度拉致問題解決へ、世論が盛り上がればと思います。

一方、6ヵ国協議や日朝間交渉、さらに米朝間の通貨偽造にからむ個別協議でも、何ら進展が見られていません。
そのうえ、北朝鮮南北閣僚級会談を、米韓両国が合同軍事訓練を行うことを理由に、一方的に延期することを伝えてきたようです。

日本政府も、そろそろ本格的な経済制裁を行うタイミングなのではないでしょうか。