『北朝鮮、駐韓米国大使の「犯罪政権」発言に強い不快感』(ロイター)

[ソウル 10日 ロイター] バーシュボウ駐韓米国大使が北朝鮮は「犯罪政権」と発言したことをめぐって、北朝鮮政府は10日、発言は宣戦布告であり核協議の精神を損ねるとして、強い不快感を示した。
 同大使は7日に開いたフォーラムで、北朝鮮は兵器や麻薬の販売に関与していると指摘。これらの行動が続く限りは、米国は北朝鮮への制裁措置を解除しないと述べた。その際「これは犯罪政権だ」と発言した。
 これについて、祖国平和統一委員会の報道官は「発言は看過できない挑発であり、わが国の政治体制と尊厳に対する侮辱だ。第4回6カ国協議で採択した共同声明の精神を、根本的に損なうものだ」と非難した。


日本政府は、単独での経済制裁に難色を示してきましたが、次回6ヵ国協議の開催の目処も立たない中で、そろそろ経済制裁も視野に入れるべきでしょう。